25日 試合結果 西武ライオンズ・12年ぶり9度目の日本一

中日2-7西武(日本シリーズ第7戦 西武4勝3敗)
 ○石井貴2勝 ●ドミンゴ1敗
 HR カブレラ3 平尾1
 MVP 石井貴(L)
 敢闘賞 井上(D)
 優秀選手 カブレラ、和田(L) 谷繁(D)

    • 最後は意外とあっさり。テレ朝に比べるとただでさえ静かなCBCの実況が、回を追うごとにしぼんでいったのが試合内容を物語っていた。カブレラのHRが出たときなんか球場全体の空気が固まってた。
    • 西武にとってはこれ以上ない展開。シーズン中には石井貴のときに限って援護できなかった打線が、この試合に取っておいたかのような爆発ぶり。加えて石井貴は300点のピッチング!これが2年連続1勝止まりのピッチャーの投球か?これが来年からの復活のきっかけになるかも(それともセ・リーグのほうが合ってるってこと?)。この活躍を機に、前髪残して短く刈り込んだ「貴ヘアー」が流行るよ。たぶん・・・。
    • 8回には松坂を投入!!ってペドロ・マルチネスのマネか?まあ、球場の雰囲気的に1点もやりたくないっていうのは分からんでもないが、一年間そのポジションで投げてきた小野寺や森の心中を思うとねぇ・・・。それとカブレラ!最後豊田に捕らせてあげろよ!*1
    • ドミンゴはランナーを出してから一気に崩れた。佐藤の内野安打で1点取られたところまでは仕方ないにせよ(ボークの判定はちょっとかわいそうだったケド)、赤田に繋げられたのがね。1点ずつを積み重ねていくスタイルの中日にとって、5点のビハインドで「打つしかない」展開になってしまってはキツい。
    • 終わってみてシリーズを振り返ってみると、いろいろな策や継投を繰り出す中日に対して、西武が「ナリ」で押し切ったという印象。西武は、相手がどう出ようと各個人の力を正面からぶつけていって退ける感じ(パ・リーグ流のタイマン勝負?)。中日は140試合を計算して20コ前後勝ち越す戦い方だから、短期決戦で勝敗が決まっちゃうのは酷だなあ。もし9戦勝負だったら中日が先に5勝したかもしれないし。シリーズは強いほうが勝つとは言い切れない。
    • 毎年思うことなんですけど、ビールかけの最中にインタビューいらないと思うんですが。あと、1戦ごとの勝利監督インタビューもいらないと思うんですが(優勝監督だけでいいでしょ)。

*1:81年、巨人・江川が自らピッチャーフライを捕って日本一を決めている。打者は五十嵐信