ミスター緊急特番

来週の「スーパーテレビ情報最前線」は急遽ナガシマ特集に差し替わるようだ。たぶん見ないだろうな。いや、無理してでも見ないだろうな。まだシーズン中なんだよ。そんなの10月以降でいいじゃないか。なんならロッテ特集(それこそ気が早いか?)かダルの特集でもやったれや。
やっぱり番組の決定権をもつ地位の人たちにナガシマ世代が多いからなのかねぇ。記憶の中に宿るミスターはとてつもなく大きいのだろう。人がよく「昔のほうがよかった」と懐古するのは、その場面場面を記憶の奥から蘇らせるから。そして強烈な部分はより増幅し、あいまいな部分はいかようにも補正してしまえるから。それがビデオでの証拠がない時代のものならなおさら。であれば、万が一画面の奥に映し出されたミスターが、病前の光り輝いていた頃の姿でなかったとすれば、ナガシマ世代に与える落胆も大きいということも・・・。
前にも書いたことかもしれないが、俺はナガシマ世代じゃないんでね。ナガシマの現役時代のプレーはおろか、90番の監督時代ですらリアルタイムで見ていないから。だから、あるスポーツニュースで「ミスター復帰まで○日」なんて大きくテロップ出されても、全然有り難みが湧かないんだよね。原が監督復帰してくれたほうが何百倍も嬉しいことか。
そりゃ巨人とプロ野球界を人気、実績において引っ張ってきた功績は十分認めますよ。尊敬に値するものだと思います。でもね、主役は今現在プレーをしている選手たちなんだよ。それに、これだけ巨人の負けが込んだ状況での登場では、成績不振のお詫びの「手段」としての起用みたいで、逆に本人に失礼じゃないのか?
(チームの調子が良ければ、こんなグチも言わなくて済んでるかも。)