また時間短縮問題か・・・

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-050724-0019.html
以下は記事中のV監督の出した時間短縮への具体案。

(1)1度打席に入ったら出てはいけない。
(2)バットが折れた時のため、次打者席に予備を置いておく。
(3)ボールボーイが一塁ベース脇にいて、すみやかにヒジ当てなどを受け取る。
(4)選手交代の際には時間制限を設ける。投手交代もブルペンから時間をカウントして時間短縮する。
(5)時間制限は、例えば30秒に設定したらスコアボードに時間を表示し「30」から1つ1つ数字を減らし、観客にも示す。
(6)走者が滑り込んだ際、ユニホームの土を払うのにタイムは必要ない。

なんか中学校の生徒手帳に書いてある校則みたいだな。

試合時間が長いことについては、年々継投策が細かくなるにつれ、投手交代の回数と投球練習にかかる時間が長くなったから仕方ないと思っていた。だけど、上の記事によると、日本より投手の分業制が進んでいるメジャーのほうが3時間を切っているんだよなあ。これは意外だった。
そうすると、考えられるのはプレースタイルの違いということになるんだろうか。メジャーの打者が初球からガンガン行く、ノースリーからウェイトしない、とか?(打者一人に要する平均球数などのデータがないので、実際のところ分からないが、そんなイメージ。)日本のプロ野球は日本人的な「待ち」とか「間」とかのぶん長くなるとか?よく分かんないけど。
もし「長時間」が国民気質の「慎重さ」の副産物だとすれば、逆にそれを「考える野球」という日本の野球スタイルとして捉え、大事にするっていうのも一つの考えとしてアリないんじゃないか?なんでもかんでも初球からバカみたいに振り回していく野球を見たいわけじゃないので。
よって自分にとっては、時間短縮はそれほど問題ではないんだよなあ。時間が短縮されたからって今まで見なかった人が見るようになるとは思えんし。時間短縮のために選手のテーマソングをカットされたりとかいう仕打ちをされたら、ファンの楽しみが奪われるだけだし。(過去日記でも言及
それに、ロッテとかソフトバンクとか阪神とか、今年良い成績を残しているチームのファンは、試合時間が長いとはそれほど感じていないんじゃないのかな?いいものを見せてもらっている分には、時間が経つのも忘れると思うよ。
そういえば確か巨人も開幕前に時短に関して言っていたような。結局実戦できてねーし、しかも肝心の成績はドン底だし・・・。
はてなプロ野球’05