26日 日本シリーズ第4戦 千葉ロッテ31年ぶり日本一
阪神 2-3 千葉ロッテ（千葉ロッテ4勝）
○セラフィニ（1勝） ●杉山（1敗）
HR 李3
MVP：今江（M）、敢闘賞：矢野（T）、優秀選手：李、渡辺俊、サブロー（M）
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- 阪神ファンから見ればつまらないシリーズだったかもしれないが、むしろ、こんなにも勢いの差が出るものなのかという部分に関しては非常に興味深いシリーズだった。
- 最後に来てやっと予想されたとおりの接戦になったが、結局4戦通して阪神が一度もリードすることなく終了。巨人ファンとしては4連勝も4連敗も見ているんだけど、1度ぐらいはリードしたりされたりするものなんだけどな。第1戦がこの接戦だったら少しは展開も変わっていただろうに。遅かった。リーグ優勝の胴上げを甲子園でできてしまったのが運の尽きだったか。ちなみに本日のタイトル「野球観が変わった」は、90年の日本シリーズで西武に4タテされた巨人・岡崎の残した言葉。
- 戦前の予想で「赤星vs西岡の1番打者対決」をポイントにあげていた解説者も多かったが、そんなチマチマしたところの勝負ではどうにもならない部分でどんどん勝負が決してしまった。今日だって、フランコにあんな初めて見るようなすごい守備が出てしまっては、赤星の盗塁1個やそこらではどうにもならない空気。
- 阪神はパターンにこだわり過ぎた感もあるな。やっぱりレギュラーシーズンと日本シリーズでは違う戦い方が求められるのかも。ロッテにしてみれば、堀、小坂がケガで出られないことで、逆にシリーズ用の心構えができたようにも思える。あれこれやり繰りしてきたチームのほうが、好不調を早く判断してバッサリ切れるからシリーズ向きなのかな。
- 4番がどっしりと固定されているチームは確かに強いけど、こういう短期決戦の中では不調時に代えづらいという短所があるね。松中を動かせなかったホークスの例がそう。逆の例で言えば89年の巨人の原とか*1。
- かと言って、シーズン中やったこともないことをやるのもねぇ。8回にシーツにシーズン中1個しかないバントをやらせて失敗とか。これで薮田が生き返って金本、今岡連続三振。まさに「ヤブタをプロデュース」。9回も小林雅がストライク入らないんだから、早いカウントで矢野にバントさせる必要もなかったのに。岡田監督、それまでの3つの併殺打でかなりゲッツー恐怖症になってたか。
- ま、とにかくロッテ優勝おめでとう。ロッテはこれからが大事よ。追われる立場になるし、強くなるのに時間はかかるけど弱くなるのは早いですから。
- 最後に一言。今江のMVPインタビュー途中に番宣入れんなTBS！！1時間押しも1時間5分押しも変わんねーだろボケ！！だからミキタニなんかに狙われんだ。
