24日 試合結果

中日2-4西武(日本シリーズ第6戦 3勝3敗)
 ○松坂1勝1敗 ●山本昌1敗 S豊田3S
 HR 和田3,4

    • オーソドックスに山本昌-松坂の先発。どちらともダマしダマしの序盤の投球。
    • 前半の松坂は井上との勝負に固執しすぎたか。後続が森、山本昌という打順を考えれば、無理して勝負に行く場面じゃなかったかも。(いや、井上が2ストライク後に簡単に空振りしなかったと言うべきか)。逆を言えば中日は、井上の後に続くことができていれば楽な展開にできたことは確か。結果これが最後まで響くことになるのだが。
    • 6回無死3塁のチャンスでの追加点無しや、7回1死2塁での佐藤の三盗失敗のウラをきっちり3人で斬って取って、中日に傾いた流れを引き戻したのも大きかった。おとといの川上が見せた手も足も出させないピッチングはまさにエースだが、この日の松坂のように悪いなりに踏み留まる姿を見せるのもエースと呼ぶにふさわしい。
    • 山本昌のピッチングもペナントレース中なら先発としては十分な仕事をしたと言える内容。過去の対戦を伏線に組み立てをしていけるタイプなので、シリーズ向きじゃないのかな。またしてもシリーズ初勝利は掴むことはできなかったが、ペナントレースでは絶対に欠かせない存在であることは間違いないので、これによって評価が下がるようなことはない。
    • いやー、なかなか思い通りにはいかないもんだね。6回無死3塁のピンチを岡本が三者連続三振で断ち切ったかと思えば、8回は落合が和田にソロHRを浴びて簡単に1点が入ってしまったり。1点の取り方、取られ方。これが野球のおもしろいところ。
    • さあ、いよいよ第7戦。中日の先発はドミンゴかな。昨日の日記には小笠原もアリかもと書いたが、山本昌への西武打線の対応を見る限り、やっぱり左腕じゃ苦しいかなと。なので、とりあえず一巡目ぐらいは抑えてくれよという考えでドミンゴ。西武は帆足で行ってほしい。中日のポイントとなっている立浪、井上の左打者対策の意味でも。