25日 GetSports

福岡ソフトバンホークス・宮地の好調の理由を探るというもの。
実は本人曰く、技術的にはあまり変わってないらしく、「気持ちの面がいちばん変わった」と。
まず、西武をクビになったところで、「もっと野球がやりてぇなぁ」と初めて思ったという。やっぱりやらされ仕事と違って、自分からやろうとすることは大切なんだなあ。
そして、ホークスに来てまず驚いたのが松中、城島の練習の質だったという。練習から一球一球を意味あるものにすることの大切さに気付いたこと。それに「気付く」かどうかっていうのは大きな差だな。気付かずに通り過ぎて行く選手のほうがむしろ多いかも。
加えて、考え方も変えてしまおうと。それまでは1試合に何か一つでもチームに貢献できるような「一日一善」の考えでいたのを、「全部打つ」という考えに変えた。3割打てれば一流打者だが、3割を目標にしたら絶対に届かない。それでキャンプの声出しで「タイトルを狙います」って言っちゃったし、言ったんだからやるしかないんだと。自分をどんどんプラスの方向に傾けていって、うまく回り始めたってわけだ。
実際この時期に来ても打率ランキングの6位(.311)につけているしね。首位の和田(.322)との差は厳しいけれど、和田がこのまま休んだとしても7打数7安打すれば僅かに上回れる。おそらく今の宮地の思考なら「7-7やっちゃいますか?」ってなってるはず。
ガンバレ宮地、一丁やっちゃってください。