3位決定戦 日本11-2カナダ
オーストラリア戦の重苦しい展開がウソのよう。先制点というのはとても大事だね。初回の城島の一発でチーム全体が乗って行けた。今大会を通しても先制を許した試合(オランダ戦、台湾戦、オーストラリア戦)は苦しい展開だったし、先に自分たちのペースに持ち込むことの重要さを改めて感じた。
そこで、今大会は全部で9試合あったわけだが、感じたことを・・・
- 日本の野球は他の7チームより、投・打・守すべてにおいて上のレベルだった。これはもう一目瞭然。
- だからといって100%勝てるかといったら、そうでないのが野球。
- 各チームと1回、多くて2回しか対戦しない方式では、監督采配はあまり重要ではなく、選手の好不調を見極める判断と配役が重要。(日本シリーズは短期決戦ではあるが、同一チームと7回戦うので采配の重要性は生じる。ペナント140試合のデータもきっちりあるし)
- 全部が全部勝ちに行かなくてもいいということ。(勝負どころで負けなければいいということ。オーストラリアは予選の最終戦、順位を計算に入れてカナダに無理して勝ちに行かなかったし。)
- けっこう各チームともバントを使ってきた。ただし必要以上の小細工や奇襲はナシ。オーソドックス。
- ストライクゾーンが言われていたよりアウトコースを取ってこなかった。その代わり高めが厳しかった。(メジャーの見過ぎか? あと審判によってはかなりバラツキがある)
- 飛ばないと言われていたボールも、しっかり打てば飛ぶということ。逆に間違わなければ、そう簡単に大きいのを打たれることはないということ。(こすったような当たりで、エーッそれが入っちゃうの!?っていうHRはなかった。)
とにもかくにも最後に意地で勝ち取った銅メダル。胸を張って帰ってきてくれ!!