20日 第87回全国高校野球選手権大会・第十五日 決勝

駒大苫小牧 5-3 京都外大西

    • 連覇は57年ぶりの快挙。頑張ってほしい気持ちはあったものの、マークもキツくなるし、大会前は正直連覇は厳しいなと思っていた。だってあのKKのPLですら成し遂げてないんだから。
    • 去年はミラクルに次ぐミラクル。今年は勢いだけじゃない実力と勝負強さがあった。特に投手力は、高いレベルで誰が投げても差がなく、常に「使える投手」を1枚残して余裕のある継投ができたのは大きかった。
    • あと、2回戦、3回戦あたりを楽に勝てるようになったのも大きいね。初戦となった2回戦でのエースの完封は、その後の戦いに大きな余裕を生んだと思う。
    • これでもう抽選会で北海道勢を引き当てて喜ぶようなことはなくなるかな。見る側としても「特別視」する必要はなくなったね。
    • 京都外大西は中盤で勝機を逃した感がややあり。駒苫が3回、4回と連続してバント失敗の併殺でチャンスを潰していただけに、先に勝ち越し点を奪って主導権を握りたかったが、あと1本が出ず。
    • 11番の1年生投手はやっぱり疲れてたかなあ。準々決勝までの4試合は24.2イニングで四死球はたった2個だったのに、準決勝、決勝では10イニングで9個(6個、3個)。決して打ち込まれたわけじゃないけど、四死球で溜めたランナーをうまく当てられて点に結び付けられてしまった感じ。まあ、まだ1年生だし、来年も再来年もあるからね。他の投手も全て1,2年生なので来年以降も楽しみなチームだ。
    • 駒苫のキャプテン、表彰式の後の場内一周で優勝旗の端をずーっと引きずってたけど・・・。
    • 毎年思うことだが、閉会式の総評で「見逃し三振が多い」なんて苦言を言う必要あるか?だいたい見逃し三振そんなに多かったか?それにカミ過ぎ。「とまこまい」が言えてない。