『わたるがぴゅん(58)』なかいま強(集英社)

そういう終わり方するかぁ?これまでの展開なら最終回の攻防だけで2巻ぐらい使いそうな勢いだったけど、そう来るとはねぇ。 それはそうと最終巻です。連載から20年だそうです。月刊誌の連載で単行本58巻ともなればそれくらいいくか。俺が第1巻を買ったのは中…

『マネー・ボール』マイケル・ルイス(ランダムハウス講談社)

遅ればせながら話題の書を読んでみた。ここに書いてあるチーム改革の理論、なるほどなあと思う一方で、金持ちがいるからこそ成り立つ手法なのかなあと思ったり。 これを読み終えようという頃にこんなニュースが。 「クレメンス18億で・・・」。 著者もまだま…

『前田建設ファンタジー営業部』(幻冬舎)

工期6年5ヶ月、72億円あればマジンガーZの格納庫が作れる。そんな空想受注物件に対し、楽しみながら真面目に取り組んだ本。建設関連に携わっている人ならゼッタイに面白い内容だと思う。というかこの本を面白いと思えるような夢を持った建設業界であって欲し…

『いばらぎじゃなくていばらき』青木智也(茨城新聞社)ISBN:4872731921

年末年始に実家に帰ったときに、実家近くの本屋で目に着いて思わず購入。もともとWebサイト「茨城王」(http://www.ibaraking.com)のコンテンツでそれをまとめたものなんだね。 自虐的だけど筆者の茨城愛の大きさが伝わってくる文体。栃木出身の俺にも共感…

『Sals2 ハロー!プロジェクト・フットサルクラブ「ガッタスブリリャンチスH.P.」オフィシャルガイドブック』(講談社MOOK)

CDは一枚も持ってないのに、こちらはSalsに続いて購入。 これ、普通にあるプロチームのイヤーブック並みか、それ以上の力の入りよう。写真というのは、その瞬間瞬間を切り取るからカッコ良く見えるね。内容もしっかりしてると思うけど、これは俺があまりサッ…

『怪物たちの世代-その時、甲子園が揺れた』矢崎良一(竹書房)

いい意味裏切られたね。予想していた内容とちょっと違った。「怪物」本人の話中心というよりは、対戦相手の話も交え、「怪物」を見た側の視点からとなっている。一部の章や所々に「怪物」本人の弁もあるが、共通するのは意外にも他人事のように語っているこ…

石川梨華写真集「華美 hana-bi」

久しぶりに写真集なるものを買った。石川のは初。というかハロー系初。 ウ、ウツクシイ・・・無駄なものが一切ないというか、意識せずにいろんな表情を見せている感じ。無意識にそれができてしまうってすごいですな。例えば日常社会での仕事にしても無意識で…

『ビックカメラ 日本一活気ある会社の社長が社員に毎日話していること』中島孝志(三笠書房)

著者のビックカメラ褒め殺しみたいになっちゃっていて、ちょっと期待を外したかな。タイトルをそのままに社長が自ら綴ったものを読んでみたいと思った。 私的評点:2★★☆☆☆

『バカ日本地図』一刀(技術評論社)

おもしろいわ、これ。相当笑わしてもらいました。この本、元々ウェブサイト上でやっていたもの(http://www.chakuriki.net/japan/)を本にまとめたものだったんだな。知らなかった。「バカが思い描いている日本地図を描くプロジェクト」がテーマで、30回の更…

『残業しない技術』梅森浩一(扶桑社)

読み終えて、巻末の「最後に」だけを読んでも良かったかなと。これに最初から気付くこと。これこそが残業しない技術なのね、と身を持って解りましたわ。 こういう本に書いてあることって、商品をどれだけ売るかという営業のような一人でも完結する仕事なら実…

「流しのブルペンキャッチャーの旅」安倍昌彦(白夜書房)

野球好きのオジサンが、すごいボールを投げる投手の匂いを嗅ぎ付けてはボールを受けに行くという全国行脚を綴った本。ちょっと前に読んだが、今一度読み直しているところ。 これ読んでいると、まずピッチャーの繊細さが感じ取れる。登場するピッチャーは皆そ…

「ビートたけし 松井秀喜 野球小僧 -少年たけしと少年マツイ」

今年の3月末にテレビで放送された対談を編集したもの。テレビでやってたんだ。忘れてた。できればテレビでもう一度見たいな。本では伝わってこない声の抑揚だとか言葉の間とかがかなりおもしろそうだし。だから本としてはちょっと物足りない感じ。 その中で…